- 出演者
- 藤井貴彦 小栗泉 櫻井翔 山崎誠 佐藤梨那
立憲民主党・比例の出口調査の結果を紹介。獲得議席の予測は6で、蓮舫氏が当選確実となっている。蓮舫氏は都知事選で落選し、国政復帰を否定していたが前言を撤回している。自身の強みは「間違いを間違いと質せる強さ」。重視する政策は物価高対策を掲げている。
比例・チームみらいの出口調査の結果を紹介。安野貴博氏が当選確実となっている。安野氏はAIエンジニアで都知事選では15万票以上を獲得した。強みは「テクノロジーでみらいを描く」。
参政党の神谷代表のコメントを紹介。「こんなに多くの支持をいただける想定では正直なかった」とし、「目標値も6議席から20議席にあげて最後の奮起をすべきと大号令をかけて最後の3日間走り抜けた」などとコメントした。
与党で過半数獲得が厳しい情勢。石破首相は周辺に対し、過半数割れと聞いて「参政党ショックだ大逆風だ」と話していたという。また、「負けたから辞めるなんていうのはそんな無責任で楽なことはない」という発言の一方、「国民の審判はきちんと受け止める」とも発言しているという。また、今夜中に態度表明をすることはないともしている。自民党幹部は「この数字なら辞めざるを得ない」とも話している。
石破首相の進退について今後想定されるシナリオについて解説。石破首相が辞任した場合、自民党総裁選が実施される。自民党は基本的に新総裁を首相候補として首相指名選挙に臨むが、衆院で与党は過半数割れしているため、野党が候補を一本化できれば政権交代もあり得るが難しい。自公が国民・玉木氏を総理に担いで連立を組み直す“禁じ手”を使う可能性もあるという。一方、石破首相が辞任しない場合、立憲民主党が内閣不信任案を出せば衆議院解散につながる可能性もある。
福島選挙区の最新情報。自民・森雅子候補は圧勝だった前回とは状況が一変。神社で必勝祈願した。1時間後には立憲・石原洋三郎候補も祈願を行った。出口調査の結果、現在は森候補が1番手。
宮崎選挙区で3回目の当選を目指す現職の長峯誠候補。応援に駆けつけたのは、失言した江藤拓前農水相。現在、1番手につけるのは立憲・山内佳菜子候補。長峯誠候補は2番手となっている。
激戦区の千葉選挙区。自民の現職・豊田俊郎候補のもとには、熱烈なファンが応援にかけつけた。国民の新人は元NHK記者の小林さやか候補。3児の母だという。出口調査の結果、小林さやか候補が当選確実。2番手に立憲・長浜博行候補、3番手に参政・中谷めぐ候補が入っている。豊田候補は5番手で、改選前は2議席持っていた自民の2候補が3番手以内に入っていない状況。
全国最多32人が立候補した東京選挙区。7議席をめぐって激しい選挙戦が繰り広げられた。2議席確保を狙う自民は新人の鈴木大地候補と現職の武見敬三候補を擁立。立憲は現職の塩村あやか候補と奥村政佳候補を擁立。国民は牛田茉友候補と奥村祥大候補の新人2人を擁立。国民から公認を取り消された山尾志桜里候補は、不倫疑惑の影響か罵声を浴びせられることやSNSには誹謗中傷のコメントも。維新・音喜多駿候補は演説で「嫌われている」と発言。石丸伸二氏が代表を務める再生の道・吉田綾候補は伸び悩む人気に「これが現実」と漏らした。選挙戦で最も勢いを加速させたのは参政党の新人・さや候補。最新情報で、東京選挙区はさや候補、鈴木大地候補、牛田茉友候補、共産・吉良佳子候補が当選確実。5番手以降は公明・国民・立憲と続く。
選挙戦最終日の集会で、2万人ともいわれる聴衆を集めた参政党。掲げているのは「日本人ファースト」だ。 神谷宗幣代表は47都道府県すべてをまわり、熱狂は加速した。神谷代表の演説は共感を呼ぶという。本人も手応えを感じているようだ。ただ、この選挙中、神谷代表のもとには「差別発言や虚偽の発言があった」として自治体などから抗議が相次いだ。熱狂とともに分断の兆しもみられ、最後の演説も大荒れとなった。
躍進が伝えられている参政党について、櫻井キャスターが解説。今回の選挙で「日本人ファースト」というキャッチコピーを掲げた参政党。2020年に政治団体として発足し、2022年の参院選で初当選。神谷代表が国会議員となった。現在までに地方議員151人、国会議員5人、全国支部287と勢力を拡大している。神谷代表は福井県出身で2007年に29歳で大阪・吹田市議となり、2012年に自民公認で衆院選に出馬するも落選した経歴がある。参政党は5月から実施したクラウドファンディングで、2か月で約2億円の寄付を集めている。今回、公約として消費税を段階的に廃止、0~15歳までの子ども1人につき月10万円の教育給付金、行き過ぎた外国人の受け入れ反対などを掲げた。公式サイトには、選択的夫婦別姓・同性婚に反対などが掲げられている。選挙期間中には「次の解散・総選挙で一気に与党入りを目指して…」との発言があった。小泉進次郎農水相は櫻井キャスターのインタビューで、参政党との連携について聞かれ、「民意を政治の舞台にのせていくという意味で、今後あらゆる可能性はある」などと言及した。
参政党・神谷代表に生中継でインタビュー。神谷代表は「グローバリズムへのアンチテーゼを国民に伝えていくのが活動の指針」とし、今回の選挙では減税と積極財政を訴え、力を入れていきたいという。「日本人ファースト」というキャッチコピーについては、「外国人差別といわれるが、叩くためにレッテルを貼られたという感覚」とする。一方で、選挙期間中に候補者の失言や党職員の言動をめぐって問題が指摘されることもあった。神谷代表は「我々のアキレス腱になる。明日からしっかりと再度チェックしつつ再構築を図りたい」とした。続いて、自民党との連携について質問された神谷代表は「今は考えていない」としたうえで、将来的に複数の小党が連立を組んで政権を運営することは考えているとした。具体的に連携する党は想定していないという。
参政党の公約を紹介。参政党は公式Youtubeなどで「新型コロナワクチンの安全性が十分に検証されていない」とコメントしている。2022年に出版された参政党Q&Aブックには、「日本はあの勢力に数百年前から標的にされ続けてきた」などと記載されている。神谷代表は「あの勢力」について、ユダヤ系の国際金融資本を中心とする複数の組織の総称だと述べている。
自民党本部から中継。石破総理の今後について先ほどの中継では「議席の全てが確定するまでは方針は説明しない」と伝えていた。石破総理の心は変わっていないとみられる中で取り巻く環境には変化が出てきているようである。過半数を大きく下回ると予測が出た直後からは「辞任すべき」という声が次々に出ているという。ある自民党幹部は「この数字だったら辞めざるを得ないだろう」とのことでチーム石破の現職官僚も「過半数割れであれば潔く身を引いたほうがいい」と述べている。
関東の激戦を勝ち抜くのはどの候補なのか速報で伝えていく。不倫疑惑などの影響で国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里候補。国民・玉木代表は2人の公認候補を引き連れていた。東京では参政・さやが当選確実でトップとなり、国民・牛田茉友は3番手で当選確実としている。6番手には国民・奥村祥大がついており当選ライン7・8番手で立憲の候補同士が争っているという状況である。自民・武見敬三が10番手で先ほど伝えた山尾志桜里候補はこの画面にも入っていなかった。「完全無所属」で出馬し安定的な皇位継承を訴えたが国政復帰とはならなそうである。