今年1月〜3月に自宅で亡くなった65歳以上の人はおよそ1万7000人。年間では6万8000人となる推計が明らかになった。社会的な孤独、孤立にどのように対応していけばいいのか取材した。
今週月曜、今年1月〜3月までに、自宅で亡くなった独り暮らしの65歳以上の高齢者の数が1万7034人と警察庁が明らかにした年間の死者数は約6万8000人に上る可能性。一人暮らしの高齢者が今後増加していく中で、孤独で社会とのつながりが少なくなると、脳卒中や認知症の発症リスクが高まるとも言われている。一人暮らしの孤独な食事、孤食を食い止める対策として、兵庫県南あわじ市では2017年から、独り暮らしの孤食対策あわじ国「バーチャンリアリティ」を開始。映像の中にいるおばあちゃんと一緒にご飯を食べられる。大家族との食事を疑似体験することが出来る。北星学園大学・中田龍三郎准教授は「一人でいる状態であっても、鏡で自分を見ながら食べるとご飯が美味しくなる。高齢者、大学生で確かめたところ、バーチャルな状態でも美味しくなる。映像上の他の人を見ながら食べると、一人で食べるよりは美味しく感じるのではないか」とコメント。
「孤食」削減をビジネス活用する動きもある。孤食を減らし、団欒を増やすために始めたスタートアップ企業「shokujii」によるランチ会では、一人暮らしの20代〜50代の12人が参加。月に約30回、コミュニティースペース、高齢者施設などで、参加者が食事をしながらコミュニケーションを取っている。
今週月曜、今年1月〜3月までに、自宅で亡くなった独り暮らしの65歳以上の高齢者の数が1万7034人と警察庁が明らかにした年間の死者数は約6万8000人に上る可能性。一人暮らしの高齢者が今後増加していく中で、孤独で社会とのつながりが少なくなると、脳卒中や認知症の発症リスクが高まるとも言われている。一人暮らしの孤独な食事、孤食を食い止める対策として、兵庫県南あわじ市では2017年から、独り暮らしの孤食対策あわじ国「バーチャンリアリティ」を開始。映像の中にいるおばあちゃんと一緒にご飯を食べられる。大家族との食事を疑似体験することが出来る。北星学園大学・中田龍三郎准教授は「一人でいる状態であっても、鏡で自分を見ながら食べるとご飯が美味しくなる。高齢者、大学生で確かめたところ、バーチャルな状態でも美味しくなる。映像上の他の人を見ながら食べると、一人で食べるよりは美味しく感じるのではないか」とコメント。
「孤食」削減をビジネス活用する動きもある。孤食を減らし、団欒を増やすために始めたスタートアップ企業「shokujii」によるランチ会では、一人暮らしの20代〜50代の12人が参加。月に約30回、コミュニティースペース、高齢者施設などで、参加者が食事をしながらコミュニケーションを取っている。