関係者によると、政府は少子化対策として3人以上の子どもがいる多子世帯を対象に、2025年度から大学の授業料等を無償化する方針を固めたという。所得制限は設けず、大学生の他に短期大学や高等専門学校などの学生も含めるとしている。政府は既に2024年度から返済不要の大学奨学金について、子どもが3人以上いる多子世帯については、世帯年収の上限を600万円程度まで引き上げると発表していたが、少子化対策としてさらに踏み込んだ対策になるとのこと。「こども未来戦略」に盛り込まれ、月内に閣議決定される見通しだという。