群馬・埼玉の県境を走るローカル路線バス終点のさらに先で秘境人を大捜索。新井さんから聞いたさらなる秘境・太田部という場所へタクシーで向かった。たどり着いたのは標高485mで群馬・埼玉の県境近くの太田部集落相見地区。たったの3世帯しかない。人探しの合間に野生のカモシカを見かけた。歩いていると草刈りをしている溝口さんと出会った。3世帯の中で69歳の溝口さんが最年少。そのため、集落の整備をしているという。この集落のゴミ回収は月に2回だけ。一番近い自販機まで車で20分かかる。水道が通っていないため、貯水槽の山水を使っている。4月から水不足で生活に支障が出ていたという。