1999年に発売したたつき諒の漫画「私が見た未来」のなかで、今年7月5日に日本で震災が起こるという記載があったことから、都市伝説として噂が広がり、特に香港から日本に来る航空券予約が83%減少するなど影響が出始めた。これに対し、観光庁の鈴木貴典審議官は4日の衆院外務委員会で「公的機関による科学的情報を参照してほしい」と発信していると答弁。気象庁の野村竜一長官は「現在の科学的知見では日時と場所、大きさを特定する地震予知は不可能」と発表している。都市伝説に詳しいYouTuberのナオキマンさんは2021年に発売した完全版の帯に「本当の大災難は2025年7月に」と記載したことから、昨今のオカルト考察ブームがのっかり、SNSで中国や台湾でこの漫画について1000万再生するなど騒動となった。すると、作者の竜樹諒が「天使の遺言」という1冊の本を自費出版した。