野田新代表のもと、立憲民主党が新たな役員人事を決定した。党のナンバー2・幹事長に抜てきされたのは53歳で当選6回の小川淳也衆院議員。過去には自身を題材にしたドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」の題材で取り上げられ知名度を上げたものの、その手腕は未知数。また政調会長には、若手中堅のグループを率いる重徳和彦衆院議員。国対委員長には中堅の笠浩史衆院議員が起用された。党内では「安定感と刷新感がある」と評価する声がある一方で、「野田さんを応援した人ばかりが起用されているじゃないか。こんな露骨な論功行賞はないよ。」との中堅議員の声もあった。