宮川とさや香は青森・西津軽郡深浦町の名人、重光さんのもとを訪れた。今回の食材はふかうら雪人参。白神山地の麓にある畑は雪が積もっていた。畑を掘り、ふかうら雪人参を収穫した。にんじんは雪の下で身を守ろうとデンプンを糖に変化させる。糖度は一般的なにんじんを上回りフルーツのように甘くなる。元々重光さんの畑は大根が主体で、掘る時間がなく雪が積もってしまった畑のにんじんは出荷を断念していた。やけくそで掘ったにんじんを食べてみたら甘かったため研究を始めたという。雪人参は通常のにんじんに比べ、旨味成分やβカロテンなども豊富に含まれている。ふかうら雪人参をジュースにして味わった。