ふるさと納税大手仲介サイト「ふるさとチョイス」の寄付件数1位に新たな動き。去年まで牛肉だったのが、ことしはコメ。先月の時点でトップ。仲介サイトの大手4社(ふるさとチョイス、ふるなび、さとふる、楽天ふるさと納税)ともに、返礼品にコメを選んだ寄付の額、件数が増加している。物価高で、生活必需品に人気が集まっているという。新潟県南魚沼市ではことしの寄付金は、先月まででおよそ50億4000万円と、去年の同じ時期と比べて11億円以上の増加。ふるさと納税は好きな自治体に寄付すると、特産品などの返礼品を受け取ることができ、税金の一部が控除される。寄付の総額は昨年度、過去最高となり、1兆円を突破した。地方の税収増加につながる一方で、税収の流出に悩むのが都市部の自治体。ことし、逆襲ともいえる動き。東京・千代田区などが始めた取り組み、ポイント型返礼品。寄付額の3割がポイントの形で付与され、区内の飲食店や宿泊施設などの支払いに使える。仲介サイトによると、ことし、ポイント型返礼品を始めたのは、東京・江東区など11の自治体で、さらに都市部で広がる予定だという。
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