アメリカ新規失業保険申請者数が減少し、減少幅も11カ月ぶりとなった。インベストラスト・福永博之さんは「アメリカの新規失業保険申請者数がこれほど話題になるのは久しぶり。毎週発表されるため基本的にスルーされることが多い。景気後退懸念、先週末の雇用統計が悪く、失業率が4.3%に上昇し悲観に傾いていたので、タイミングよく数字が予想を下回った。マーケットにとってはプラスで、強の大きな反発につながった。マーケットのセンチメントを図るうえで、数字もさることながら、マーケットがそれだけ悲観的になっていたとみることがマーケット全体をとらえる意味ではいいのでは」などと述べた。