柏崎刈羽原子力発電所6号機と7号機で、使用済み核燃料などを保管するプールではいずれみ貯蔵率が90%以上が埋まり、保管場所が課題になっている。柏崎市・桜井市長は、再稼働に同意する条件の1つとしておおむね80%以下に下げるよう求めている。一方、青森・むつ市にある使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」には、柏崎刈羽原発4号機から燃料が移送される計画でおととい、桜井市長は青森県を訪れて宮下知事などと面会し、連携して対応していくことを確認した。これについて柏崎刈羽原発の稲垣武之所長はきのうの会見で「7号機の燃料取替機の配置などの調整を進めている」と述べ、6号機と7号機の使用済み核燃料をできるだけ早く他号機のプールに移す考えを改めて示した。