9年前に番組で取材した若年性パーキンソン病と闘いながら外食産業を牽引するカリスマ経営者の松村厚久さん。コロナ禍の倒産危機でも闘う事を諦めなかった男の壮絶な記録。松村さんが作り上げた飲食店は116ブランド314店舗。2015年に東証2部から約8ヵ月で東証1部へ上場。2021年にはコロナ禍にもかかわらず92人の新入社員を受け入れた。コロナ禍を機に無駄の無い組織作りと財務体質の強化に取り組んだ。2023年、新型コロナは5類へ移行。幾度の倒産危機を無謀ともいえる「追加融資」と身を切るような「組織改革」で乗り切った。2024年、DDグループの営業利益は過去最高益をたたき出した。