第102代の内閣総理大臣に選出された石破茂自民党総裁。平均年齢63.4歳、19人中13人が初入閣となった新閣僚の目玉といえるのがこども政策担当大臣に起用された三原じゅん子参院議員。人気ドラマで不良少女役を演じた後、歌手としても活躍。若い男性から絶大な人気を集めた。三原氏を大臣は「色々な事情がある女性政策にも目を向けたい」とコメント。政府与党の一員として一致団結をアピールした。麻生最高顧問は党の会合で、他の議員には笑顔を見せていたものの石破氏が会場に現れると席も立たず、腕を組んで仏頂面。2つ席を挟んだ本会議場ではお互い、目を合わせることはなかった。一方の野党は早くも戦闘モード。総裁就任前には国会論戦の必要性を訴えていたのにもかかわらず予算委員会なしで解散する構えの石破新体制に猛反発。野党が反発を強める中、今月9日に解散27日に総選挙の見通し。