アメリカ・バージニア州北部の投票所前から中継。与野党ともにで今日だけで指名獲得に必要な代議員の数の3分の1以上が争われる。共和党ではトランプ前大統領が党の候補者選びに決着をつけるかどうかが焦点。1月の中西部アイオワ州から始まった共和党の候補者氏名争いだが、これまでにトランプ氏はヘイリー氏を9勝1敗と突き放している。今日は予備選挙が行われてる州には入らず、自宅があるフロリダ州で過ごしている。米メディアは「歴史上最も結果の予測がしやすいスーパーチューズデーになる」などと報じていて、トランプ氏がカリフォルニア州やテキサス州など人口が多い州を中心に15の州で完勝するのではないかとの見方を伝えている。米連邦最高裁はトランプ氏の大統領選への出馬資格を認めないとした西部コロラド州の裁判所の判決を覆し、出馬資格を認める判断を示した。トランプ氏の陣営は早ければ来週12日にも候補者氏名に必要な代議員の過半数を確保して、指名獲得にを確実にする青写真を描いている。ヘイリー氏はトランプ氏を攻撃することで支持を拡大させてきた側面もあるが、トランプ氏の支持者を取材すると、「トランプ氏を攻撃すればするほどバイデン氏に有利な材料を与えるだけだ」などと共和党のためにも撤退を早く決断すべきと厳しい声もあがっていた。日本時間6日午後にかけて体制が判明する見通し。