アメリカ映画界、最大の祭典アカデミー賞で「視覚効果賞」を受賞した「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督が帰国し、受賞の喜びを語った。山崎監督は「ここを到達点にしないで出発点としてさらにいろいろなことを挑戦していきたい」などと述べた。「ゴジラ-1.0」は視覚効果を駆使しダイナミックな映像を作り出し、今回のアカデミー賞でアジア映画として初めて視覚効果賞に輝いた。山崎監督は、予算をかけた大作が候補作に並ぶ視覚効果賞は、アメリカ映画界の「聖域」だったと述べた。その上で今回の受賞でその変化や懐の深さを感じたという。「ゴジラ-1.0」が興行的にも成功したことで、日本映画の作り方が変わる可能性があると強調した。