大手旅行予約サイトでトラブルが続出している。観光庁はAgodaに対し、ことし3月に予約トラブルが頻発していることで業務改善を申し入れた。今年10月には運営会社の幹部らに直接改善を申し入れた。東横インは6月16日にHPで海外予約サイトの注意喚起をした。部屋の確保がされていない、部屋タイプ・日程などの間違い、ホテル設定料金より高額、予約完了からホテルに通知されるまで数日のタイムラグなど。原因は宿から提携サイトに空室情報などの情報が渡り、エージェントに販売され、海外予約サイトに掲載される。部屋の予約がとれてないのは、空室枠を確保できていないがエージェントが空室情報を掲載してしまう空売りとみられる。異なった部屋を予約されてしまうケースはグレードが劣る部屋をエージェントが手配する可能性もあるという。ホテル評論家の瀧澤信秋氏はホテルWebサイトや日本などのサポートがしっかりしているサイトを活用するのが安心だとしている。