パドレスのダルビッシュ有は、ナックルカーブでこの日最初の三振を奪うと、多彩な球種で相手打線を翻弄した。2020年のHR王・打点王のオズナに対しては、約152キロのストレートから、約124キロのナックルカーブの緩急を見せ、三振に打ち取った。5回までに6つの三振を奪った。昨シーズンのリーグMVPのアクーニャに対しては、スライダーとシンカーで追い込み、最後は、約150キロの速球で空振り三振とした。ダルビッシュ有はその後、2つの三振を奪うなど、この日は、7回を投げ、被安打2・9奪三振無失点の好投で、史上3人目の日米通算200勝を達成した。ダルビッシュ有は、実感はないが、200勝を達成できてほっとしている、取り残されないように、勉強しながら練習していきたいなどと話した。