この暑さの中、ランチタイムに行列をつくる東京都荒川区「中国手打拉麺馬賊」を取材。手打ち麺がこだわり、ツルッとした喉越しの冷やし中華を客の約6割が注文。近年の猛暑で販売期間を延長し、今年は9月いっぱい提供。長引く残暑もあって、家庭で食べる冷やし中華の売れ行きも好調。販売期間を延ばすメーカーも出ている。需要は伸びているが「中国手打拉麺馬賊」森光隆店長は「全部(食材が)上がっちゃった」などとコメント。一番人気の馬賊冷やしは1700円とちょっとお高め。毎年値上げをしていて、この3年で400円も上がっている。使う材料は10種類近く。仕込みに手間がかかるためスタッフを増員し、作業は深夜に行っている。麺を締める際に使う氷代も1日あたり1万円ほどかかる。東京都足立区「ベニースーパー佐野店」で冷やし中華におなじみの食材を見てみると、トマトは1個214円。ベニースーパーの赤津友弥本部長は「今月になって急に高くなった」などとコメント。キュウリは1本96円と軒並み高騰。最新の価格は前の年の同じ時期に比べトマトは140円、キュウリは46円、たまごは85円上昇。下がっているのはチャーシューの原料となる豚肉のみ。東京のたまごMサイズの卸売価格は1キロあたり310円。最近までエッグショックと言われたおととし4月・5月の史上最高値に迫る勢い。たまごの流通に詳しい元東京農業大学教授の信岡誠治は、秋の“月見商戦”、冬のおでんなど、タマゴ需要の増加で「高止まりで今の価格水準が年内いっぱい続く」などと予想。今後、鳥インフルエンザの発生が抑えられた場合、来年には今よりも下がっていく可能性がある。
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