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「アマモ」 のテレビ露出情報

鹿児島・指宿市の児ヶ水漁港。水深3mの砂地にアマモが育っていた。小さな生き物たちの住処となり、海の生態系を下支えする大切な植物。しかし、アマモが育っていた場所の多くが砂地に変わっている。アマモの再生活動に取り組む定置網漁師の川畑友和さん。漁師となって21年、アマモの減少は漁業にも影響しているという。危機感を感じた川畑さんは、18年前にアマモの苗を植える取り組みを始めた。ところが、どれだけ植えてもアマモが成長しない現象が続いていた。3年前の冬、川畑さんが撮影した映像には、この時期に活動していないはずの雑食性のアイゴがアマモを食べている様子が。海草の研究をしている鹿児島大学・寺田竜太教授。アマモの減少には様々な要因があるとみていたが、地球温暖化が冬でも活動する魚を産みだしていることを表す驚きの映像だという。川畑さんは方針を変えて、食害に特化した対策に取りかかった。一定以上の大きさの魚だけが入れない網の開発。こだわったのは網目の形。通常、網目はひし形が多いが、採用したのは四角。海の中で波や潮の影響を受けても形が崩れにくい、四角い網目にした。網目の大きさなど2年ほどの試行錯誤の末、アマモを食べる魚の侵入を防ぐことに成功。これまで10センチにも満たなかったアマモが、今年は1メートル60センチにまで成長した。川畑さんは企業などの協力も求めながら取り組みを広げていきたいと考えている。「平成18年からやってきたなかで一番いい成果がここに来て出ている。七転び八起きという言葉あるが、僕の中では7回転んで3回ぐらいしか起き上がっていない。これを8回起き上がれるようにちゃんとした成果を出して、おいしい魚がとれる海を作っていければ」と話した。アマモの食害は全国で増えていて、今シーズン成果を出した川畑さんのもとには、アマモの囲い網について神奈川県の漁業者などから問い合わせが入っているという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月20日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース(岡山局 昼のニュース)
魚のすみかになる海草のアマモを増やそうと、備前市の海で地元の中学生などがアマモの種をまく体験を行った。この活動は、海洋学習に取り組む備前市の日生中学校と岡山市の岡山学芸館高校が日生町漁協の協力で毎年行っている。はじめに漁協の荷さばき場でアマモの種の選別を行った。海底から引き上げられたアマモは葉が溶けて泥の塊のようになっていて、生徒たちは手でほぐしながら何度も[…続きを読む]

2024年7月21日放送 18:00 - 18:55 日本テレビ
真相報道バンキシャ!ベタバリ!
海の植物アマモは生き物たちを育み、二酸化炭素を吸収する役割も果たし、温暖化対策の救世主としても注目されている。三浦海岸にアマモがどのくらい生えているのか、上空から調べる。NPO海辺つくり研究会・木村尚理事は豊かな海を取り戻すため、アマモや海草を増やす活動を、25年続けている。神奈川県三浦半島の周辺の海はかつては海の森が多く存在していた。およそ20年前と比べる[…続きを読む]

2024年7月12日放送 20:54 - 21:00 日本テレビ
ウミコイ -今 海に出来ること-(ウミコイ -今 海に出来ること-)
海上智央さんは足立区生物園の水族飼育班。高校時代はボクシングをしており、そこで培った動体視力と瞬発力で生き物を捕まえる。全国各地にベントス調査に出かけ、国内110年ぶりとなる「ユメユムシ」を発見するなどしている。また、砂の中にベントスを入れるとアマモの成長が良くなることが分かったという。アマモには砂を耕すベントスが欠かせない。しかし、移動能力が低いため、環境[…続きを読む]

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