衆議院選挙で自民党が大敗した。国民民主党の玉木雄一郎代表に話を聞いた。国民民主党は4倍議席を増やして28議席を獲得したが、その勝因について玉木代表は「政策をちゃんと訴えたことだと思う。今回政治とカネの問題が中心だったが、手取りを増やす、これを訴え続けて具体的にはいわゆる103万の壁を引き上げる、基礎控除、給与所得控除を増やしていこうということで主に経済政策をしっかり訴えた」と述べた。今後の国民民主党の動き方について「選挙で約束した政策を実現できるのであれば、政策ごとに実現してくれるんだったら協力するよ、ということをやっていきたい」とし、「連立を組む気はない」と述べた。また「一番心配しているのが外交安全保障。与党も野党も単独で過半数取る状況じゃないと極めて不安定」、「南西諸島方面に対してすぐに領空侵犯、領海侵犯いわゆる有事が起こる可能性もあるので、外交安全保障とかわれわれ原発を含めエネルギー政策とか国家の基本政策について一致できない人が集まってやっても国のためにならない」「野党がまとまるにしても政策の一致なくしてやろうとしても、結果としてはそれは安定的な国の運営に反することになると思うので」と述べた。国民民主党の優先順位について玉木雄一郎代表は「減税効果を及ぼして正に手取りを増やす経済政策を最優先で取り組みたい」などと話した。