アメリカ・民主党が主要3選挙で全勝。この選挙結果についてトランプ大統領は自身のSNSで「(世論調査機関による共和党が負けた理由について)投票用紙にトランプの名前がなかった」などコメント。今回の民主党旋風の要因について。最新の世論調査ではトランプ大統領を支持しないとする割合が上昇している。CNNの世論調査では支持率では37%、不支持が63%となっていた。今回の選挙で民主党の候補が訴えていたのは物価高対策に関してだったが、CNNの世論調査で現在のアメリカ経済について悪いと答えたのは72%、さらにトランプ政策で経済が悪化したと答えた人が61%に上ると答えたという。上智大学の前嶋和弘教授は「選挙の争点はトランプ大統領。トランプ大統領への不満の表れ」と分析。今後の政権への影響については「政策や中間選挙への影響はない。マムダニ氏のNY市長選での勝利は民主党は左翼とする攻撃材料、民主党たたきが激しくなる」などコメント。一方、民主党について左派のマムダニ氏の勝利でどうなるのかについて前嶋教授は「ニューヨーク市長選は一地方の戦い。全米の争点とは関係ない。ただマムダニ氏の左派的政策がうまくいきマムダニ現象とよべる人気が出たら民主党全体が左傾化する可能性がある」などコメント。柳澤氏は「他の選挙もどうなるかといえば別問題。むしろ次の大統領選挙に向けてマムダニ現象と呼ばれるようなことを念頭に民主党が置いて候補者を選ぶのか。中道路線で候補を絞るのか」などコメント。中室氏は「ニューヨークはリベラルが強いところがある。SNSでマイノリティの声を拾い上げたところが画期的だったと思う」などコメント。
