カブス・鈴木誠也の特集。鈴木と同じナ・リーグに大谷翔平が来たことに「去年はアメリカに来て初めて一緒にプレーをしてみて翔平のすごさを改めて感じたし、より対戦が増えるんで彼の野球に対する姿勢は常に勉強になる。同学年ですけどすごい」と明かした。昨シーズン日本人メジャーリーガー右打者の中で歴代最多ホームラン20本をマーク。しかし、調子の波があった。6月は打撃不振に陥り月別打率1割台に。そんな鈴木を救ったのはセ・パ両リーグ首位打者の内川聖一さん。所属チームは違ったが、志願して自主トレに参加。日本一の右打者の教えを受け、自身も2度首位打者を獲得。まさに師匠とも言える存在。鈴木は「内川さんに会って自主トレや今までやってきたことをおさらいしたら甘い球を積極的に早いカウントでスイングできるようになった」と話した。師匠からの助言で7月以降打率成績はみるみる上昇。メジャー1年目を上回る成績を残した。今年はより高みを目指すためキャンプで内川さんにパーソナルコーチをお願いした。オープン戦では師匠が見守る前でヒット。さらに木曜日にはホームラン。内川さんのアドバイスで順調な仕上がりを見せる鈴木。アドバイスといえば去年には大谷がアドバイスをくれないことがニュースになっていた。鈴木は「冗談みたいなことしか言ってくれない。もうお前には聞かないと言っていつも終わってます」と明かした。