岸田首相の演説について石井デスクは「冒頭ではジョークで笑いを取り、演説の間は議員が拍手をして演説が止まる場面もあり好意的に受け止められていた印象があった」「国際秩序の維持にアメリカが果たす役割の重要性を指摘していた一方で、ウクライナ支援などに消極的な保守系の議員もいるのでアメリカ1国で国際秩序を担うものではないと強調していた」と解説した。加藤記者は「中国やロシアを念頭に、自由や民主主義に基づく国際秩序が権威主義的な動きから最大の挑戦を受けていると指摘した」「アメリカにたった1人で国際秩序を守る理由はないとして、日本はアメリカと肩を組んで立ち上がっていると強調した」「日本の一連の取り組みを説明しアメリカ議会での党を超えた支持を呼びかけた」「宇宙分野での協力を進めることも強調した」と解説した。岸田首相が帰国してすぐ東京15区、島根1区、長崎3区の衆院補選が行われる。自民党は島根1区以外は独自候補の擁立を断念している。