エンゼルスからFAとなった大谷翔平選手が受賞ラッシュで8冠目。最も活躍した指名打者に送られる「エドガー・マルティネス賞」を3年連続で受賞した。これは史上2人目の快挙となる。今季44本で初のHR王を獲得し、打率も3割超えと過去最高ともいえる成績を残した。そして注目されるのは契約金が750億円とも言われる争奪戦。MLB公式HPでは「ウインターミーティング中にサイン?」との見出しが伝えられた。ウィンターミーティングとは球団冠駅舎が一同に介し、来季の運営や選手の去就を話し合うオフシーズン最大のイベント。去年はこの時期に吉田正尚がオリックスからレッドソックスに移籍した。さらにア・リーグ史上最多の62HRを放ちFAしたアーロン・ジャッジが9年約492億でヤンキース残留を決めた。今年のウインターミーティングは12月5日から8日まで開催される。ニューヨークポストのヘイマン記者は「大谷はウインターミーティング期間中に契約するかもしれないと思っている」などとした。この意見には多くの記者が賛同している。