カセットの魅力についてスタジオ解説。山下達郎さんは1976年から1982年までに発売されたアルバム8作品をリマスターしカセットでも販売。カセットテープ専門店の角田太郎氏は「スキップ・シャッフルできない。曲順や曲間の数秒までこだわる作り手の立場ではカセットは理想的な聴き方を実現するメディア」と解説。デーブさんはスタジオに40年前に妻のご両親からプレゼントしてもらったというWカセットのラジカセを持ってきてくれた。デーブさんは「ボロボロだけで今も完全に機能している。作りも良くて。カセットってパッケージもきれい。一時期消えてしまっていたが、アナログ物がやっぱり良いっていう傾向だと思う。」とカセットの魅力について語った。海外でもカセットは人気で、アメリカでは2022年カセットアルバムの売り上げが前年に28%増。またビートルズ、テイラー・スウィフト、メタリカらも新曲をカセットテープで発売している。