G7主要7か国の外相会合は日本時間のきょう未明からイタリア南部のカプリ島で始まり、日本からは上川外務大臣が出席している。日本時間のきょう夕方には中東情勢をテーマにしたセッションが開かれ、イランによるイスラエルへの大規模な攻撃を受けた対応などについて討議が行われる。上川大臣はイランが事態をエスカレートさせたことを非難するとともに、G7として双方に強く自制を働きかけていくべきだと主張することにしている。会合ではイランに対する制裁を巡って各国の対応が示される見通し。G7としては事態のさらなる悪化を防ぐため、結束したメッセージを打ち出したい考え。会合ではこのほかウクライナやインド太平洋情勢なども議題となり、一連の議論の成果を盛り込んだ共同声明を発表することにしている。