イタリア南部で開かれたG7(主要7カ国)貿易相会合は閉幕した。共同声明では、中国が貿易の制限で経済的威圧を強める中、重要物資のサプライチェーン強靭化に向け、価格以外の要件も考慮した共通のルール作りを進める方針を示した。さらに中国の電気自動車(EV)などを念頭に、不透明な補助金などによる過剰生産を「有害」と非難し、G7が連携して対処するとした。会合ではWTO(世界貿易機関)の改革についても協議した。
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