今回の主人公は環境活動家の露木しいな。ナチュラルと書かれた化粧品で、肌の弱かった妹の顔がかぶれてしまったことがきっかけで、15歳から研究を始めた。ナチュラルと書かれていても100%自然由来なわけではない。変化が訪れたのはインドネシアの「グリーン・スクール・バリ」に語学留学したときのこと。この学校には教科書がない。書かれた情報を学ぶだけでは終わらない。海のゴミ問題を知るためには、実際に海に行って考えさせる。この問題に関する活動を通して同級生はインドネシアの法律を変えるに至った。そこで露木しいなにある気付きが訪れた。それは「大人になるまで待たなくていい!!」ということ。露木しいなさんは10代で環境保護活動を始めた。22歳で国際基準の認証を受けたオーガニックコスメブランド「SHIINA organic」を立ち上げ、人・動物・地球、すべてに配慮した口紅を作った。