世界遺産の登録を目指す新潟県の「佐渡島の金山」について。ユネスコの諮問機関イコモスは今回、佐渡金山の評価を「情報照会」とした。イコモスの評価は全4段階あり、今回、上から2段目の情報照会となった。これは、世界文化遺産登録を考慮する価値がある(=世界遺産の価値がある)と認めた上で、追加情報を要請したもの。去年、イコモスから情報照会勧告を受けた候補は他の国で6件あったが、その後、世界遺産委員会ですべて登録されている。今回の佐渡金山も世界遺産に登録される可能性が十二分に残っているという。この登録について決まる第46回ユネスコ世界遺産委員会は来月21日から31日、インドで開催される。中央大学法科大学院教授・弁護士・野村修也のスタジオコメント。韓国、朝鮮半島出身労働者の強制労働に言及。