「タイム」誌最新号の表紙を飾ったのは大統領執務室のデスクに座るイーロンマスク氏。トランプ氏との特別な関係をアピールし今や陰の大統領とまで言われるマスク氏。トランプ氏が大富豪のマスク氏に託したのが、政府効率化省のトップ。政府予算を削減するため大規模なリストラなどを行うというが、まずターゲットになったのが世界で人道支援を行う組織「USAID」。東日本大震災の際にも救助活動や物資の輸送支援を担った組織だが、本部では既にプレートが取り外され、およそ1万人の職員全員が休職の措置に。事実上閉鎖された形。マスク氏は政府機関について「この国の官僚機構は憲法に反する第4の権力として、選挙で選ばれた議員たちより大きな力を持っている」と批判。しかし、自らも選挙で選ばれたわけではないマスク氏に対し批判の声も高まっている。