ウィリアム皇太子の妻・キャサリン妃がイギリスの母の日にふさわしい楽しげな家族の写真を公開することで、健康不安を一掃しようとした試みは一転して、写真の加工を認める謝罪に追い込まれた。11日、キャサリン妃はウィリアム皇太子とともにウィンザー城から私的な予定のため外出した。10日夜、通信社5社のうち1社が子どもたちとキャサリン妃の写真の取り下げを厳しい言葉使いで通達した。理由は写真に矛盾が見られるから。11日午前、キャサリン妃自身がSNSで写真に加工を行ったことを認めた。混乱を招いたことを謝罪したいとして、皆さんの母の日が楽しいものでありますようにと書き込んでいる。シャーロット王女の袖に一部が欠けている、キャサリン妃のファスナー部分がずれて不自然に見える、ルイ王子の背にまわした手がかなりぼやけている。これらはすべて何らかの加工がなされたとの指摘と一致する。通信社に共有された写真に添付されていたデータを分析したところ、画像編集ソフトを使って2度加工したと思われる。しかし、元の写真はケンジントン宮殿が公開していないため、分析できていない。