10日、米アカデミー賞発表。「君たちはどう生きるか」や「ゴジラ-1.0」の受賞で日本でも注目されたが、今年のアカデミー賞のポイントは”戦争と平和”。太平洋戦争が始まった頃の日本を描いた「君たちはどう生きるか」始め、7部門を受賞した「オッペンハイマー」は原爆の開発を指揮した学者の半生を題材にしている他、第2次世界大戦中のホロコーストを舞台にした作品、ロシアによるウクライナ侵攻を取り上げた作品が選ばれた。このうち「実録マリウポリの20日間」のチェルノフ監督は「この像と引き換えにロシアがウクライナを2度と攻撃しないでくれればと思う」などとスピーチした。