トランプ大統領は21日、中国に10%の追加関税を検討していると明かすなど、アメリカ第一主義を次々を打ち出している。ワシントン支局から中継。政策の大転換を図る大統領令連発に続き、トランプ氏は就任演説で約束したスピードを体現するかのように次々と方針を打ち出している。会見でトランプ氏は国内で万円する違法麻薬の原料が中国から来ていると非難し、早ければ来月から中国からの輸入品に10%の追加関税を課すことを検討していると明らかにした。ウクライナ侵攻にも触れ、プーチン大統領が停戦に向けた交渉に応じなければ追加制裁を科すと警告した。この会見にはソフトバンクグループの孫会長兼社長らも出席し、AI=人工知能インフラ整備に対するおよそ78兆円の投資計画を発表した。21日には沿岸警備隊トップに女性として初めて就任したフェーガン司令官が、多様性などを過度に重視したなどとして解任された。トランプ氏は政権の方針に同調しない政府職員を解雇する大統領令に署名した。