プーチン大統領は「非友好的な行為で回復し始めた米露関係を損なうものだ」と述べ、アメリカの対応を非難した。ただ、制裁の影響については「一定の損失はあるが、決定的な打撃を与えるものではない」としている。また、中止となった米露首脳会談については「会談と開催地はアメリカから提案されたもの」と説明し、「十分な準備がなければ成果は得られない」とした上で「対話の継続を支持する」と述べた。一方、首都・モスクワを射程とする長距離兵器の供与については「ロシアへの攻撃に使用した場合、深刻で甚大な報復を行う」と警告した。
