来週月曜日の山開きが迫る富士山で、弾丸登山や混雑を防ぐために今年初めて入山規制を実施。登山者を1日あたり4000人に制限し、1人2000円の通行料を徴収する。富士山周辺では今、オーバーツーリズム対策が進んでいる。「コンビニ富士」の撮影スポットとして外国人観光客が殺到してた山梨県富士河口湖町のコンビニを尋ねると、黒い幕が貼られたからか、人が減っていた。黒い幕にあるQRコードを読み取ると、富士河口湖町が外国人観光客の分散を促す狙いで作成した、河口湖周辺にあるオススメの富士山撮影スポットや見どころを英語を含む4か国語で紹介するページが現れた。同様にオーバーツーリズムに悩んでいる静岡県富士市にある富士山夢の大橋では、観光客が富士山の撮影のために車道を横切り、中央分離帯に入っていた。そのため、先週から中央分離帯にフェンスが設置された。こうした中、駿河湾から富士の絶景を堪能できる漁船クルージングで、新たな撮影スポットを提案していた。