国内初の山岳地帯での自動運転による電気自動車バスの実証実験。富士山の山道を走り抜けていくのは自動運転の電動バス。観光バスやマイカーによる排気ガスを減らす目的で、きのう実証実験が始まった。運転手が必要な時のみ操作をする自動運転で行われ、最高時速は35kmに設定。山梨・富士吉田市・堀内茂市長は「富士五湖全体を最終的には周遊するバスにして、多くの観光客、地元の身近な足として使ってもらいたい」と語った。電気自動車バスは、交通手段を増やすことで観光客を分散させ現在問題になっているオーバーツーリズム解消も狙い。