今週、全国のタクシー会社がウェブ上に集まって開かれたセミナー。聞く力をテーマに専門家を招きカスハラを未然に防ぐための接客のポイントを学んだ。講座を企画したのは沖縄県にある従業員1000人以上のタクシー会社。カスハラの分析に力を入れてきたこの会社。原因を追求すると従業員にも課題があることが分かってきた。客のクレームがエスカレートしたケースのおよそ半数でドライバーの対応に何らかの原因があった。この会社では客への対応の仕方に特化した研修を実施している。どのような行為がカスハラにつながるリスクがあるのか、これまでの蓄積を踏まえて具体的に伝えている。