1971年11月、ラリー・スチュワート23歳はセールスマンとして働いていたが会社が倒産し、手持ちの金はほぼ尽きていた。住む家も失い、2日何も食べていなかった。空腹の余り、お金を持っていないのに店で食事をしてしまった。財布をなくしたフリをしてその場を取り繕っていると、店の人に「あなたが落としたんじゃないですか」と20ドルを渡された。こうして会計を済ませ、無銭飲食をせずに済んだ。その後カンザスシティに移ったラリーは友人から借りたお金で商品販売の会社を設立した。結婚し子どもも授かったが、会社が倒産。1977年11月にラリーは銀行強盗を決意した。