イギリス政府は、ロンドン東部に建設される中国の大規模な大使館の計画を正式に承認した。2018年から議論が続いてきたが、政府は安全保障上のリスクは管理可能だとして建設を認めた。一方で、建設予定地が金融街の通信ケーブルに近いことや大使館がスパイ活動の拠点になりかねないとして建設に反対している地元住民らは、数週間以内に法的な異議申し立てを行う方針。計画をめぐっては、国会で与野党問わず反対の声があがり、イギリス政府は3度にわたり判断を延期してきた。政府は、計画の承認は政治的な判断ではないとしているが、今月末に予定されているスターマー首相の中国訪問を前に英中関係を円滑にする狙いがあるとの見方もでている。
