北朝鮮で、金正恩総書記の肝いりで開発が進められていた大型のリゾートの完成を祝う式典が開かれた。東部・元山葛麻海岸で開発が進められていた大型ビーチリゾートで、竣工を祝う式典が24日、開かれた。スポーツ・レジャー施設のほか、およそ2万人が宿泊できる施設があるとしている。式典には金正恩総書記も出席し「今年の最大の成果の1つだ」とたたえた上で、「国家の経済成長に貢献する原動力として大きな意義を持つ」と強調。リゾートは来月1日に国内の旅行客向けにオープンするという。金総書記は「世界的な観光地として魅力を示すことになる」などと海外からの観光客を誘致することも示唆していて、将来的に外貨の獲得につなげる狙いもあるとみられる。