ウクライナの調査機関「キーウ国際社会学研究所」は先月、世論調査を行い、結果を発表した。ゼレンスキー大統領を「信頼する」と回答した人は52%で、去年9月の調査より7ポイント下がり、2022年にロシアによる軍事侵攻が始まって以降、もっとも少なくなった。ウクライナではロシアによる軍事侵攻が続き、戒厳令が出されていることなどから当初、去年3月に予定されていた大統領選挙の実施が見送られている。ウクライナメディアは6日、ゼレンスキー大統領が「戒厳令が終われば、法律に従って、ただちに選挙が行われると考えている」と述べたと伝えている。