ウクライナで行われた世論調査で、ロシアがウクライナに対して示している和平に関する覚書について、「断固として拒否する」と答えた人が82%に上った。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ロシアは今月2日、トルコで行った両国の高官級による直接協議で、東部と南部の4つの州からのウクライナ軍の完全撤退などを停戦の条件とした和平に関する覚書をウクライナ側に手渡した。ロシアに対して、「いかなる状況でも領土を放棄すべきではない」と答えた人は52%で、「できるだけ早く和平を達成し、独立を維持するため、領土の一部を放棄してもいい」と答えた人は38%だった。