日本はトランプ政権にどう向き合っていけばいいのか。服部倫卓氏は「日本にとってはアメリカとの友好関係と自由世界の基本的な価値を守ることが、まさか二律背反になるとは思いもよらない事態。日本としては自由世界の価値を後回しにしてはいけない。自由貿易の原則を守っていくという立場だし、日本には資格があると思う。日本にとってはウクライナのクリミアの問題が日本の北方領土問題にもパラレルとなる。トランプ氏にある程度歩調を合わせることが必要だとしても、原則を曲げてはいけない」などコメント。川島真氏は「第1に日米同盟の件。2つ目に自由貿易の体制を維持していくことは大事。3つ目に東アジアの地域での平和と安定。中国に対しては抑止力をあげながら対応していくと。4つ目に、米中交渉でのアメリカのオウンゴールのダメージコントロールを日本がカバーしていくこともできる」などコメント。三牧聖子氏は「トランプ政権は戦後80年間の国際秩序をかなり否定しようとしている傾向があらわに。日米関係を維持しつつも原理原則をどう守っていくかが重要な課題に」などコメント。中西寛氏は「日本は他国のことも考えないと、日本が正論や原理・原則を守るため、日本としても意識していく必要がある。欧州などとも関係を深めている。それを日本外交の柱として打ち出していくことが日本の発言力を高めるということになる」などコメント。藪中三十二氏は「トランプ政権のやり方はなかなか心配だなということが多い。日本としてはそのアメリカときちんとやっていかないといけない。その上で原理原則で自由貿易の柱が大事」などコメント。