世界で最も多い14億超の人口を抱えるインドの選挙は、世界最大の選挙と注目を集めている。インドはシビ・ジョージ駐日インド大使は、「インドの偉大な民主主義を私達は誇りに思っています。選挙は民主主義の祭典です。インドは民主主義体制で、憲法は国民が政府を選ぶ権利を保障しています。インドは世界人口の6分の1を占めますが、問題は6分の1を抱えているのではなく、むしろ解決策を提示しています。それがインドの素晴らしいところで、インドは民主主義の模範です。クアッドである私たちは、地域の平和と安定、繁栄を目指して集まりました。重要なのはそれぞれ2か国同士でもしっかりとした関係を結んでいることです。また、中国とロシアが含まれるBRICSについても、同じような答えを出せます。ウクライナ危機に対するインドの立場は、我が首相が明確に説明しています。今は戦争の時代ではなく平和の時代であり、あらゆる地域で平和構築のため協力する必要があるとはっきり述べています。先月、ウクライナの外相がインドを訪問し、我々は首相のメッセージが全ての人々に届くように各国に働きかけています。今インドは多様化しロシアともアメリカとも良い関係で、そのような関係に満足し、全ての関係者と協力をしてきました。そして日本とインドは、戦略的パートナーシップや、世界の利益について議論し、隣人であります。変化したインドは、日本にとってチャンスと言えるでしょう」などと話した。