南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が初めて出されて今日で5日目。気象庁が1週間程度の注意を呼びかける中、海水浴場では新たな取り組みを始めている。神奈川・茅ヶ崎市のサザンビーチちがさき海水浴場では、今朝から利用客でにぎわっていた。神奈川県も、南海トラフ地震防災対策の推進地域となっていて、地震が起きた場合の津波の高さは最大10メートルと予想されている。この海水浴場では、今回の「巨大地震注意」を受けて新たな取り組みを始めた。「地震が発生した場合、直ちに海からあがっていただき、最寄りの避難所までライフセーバーが誘導いたします」というアナウンスのほか、来場者に「避難マップ」を配布するなど安全確保に努めているという。ライフセーバー・本名新のコメント「不安をあおるようなことを言ってもダメだと思うので、重要なところだけ言うように作っております」。気象庁はこれまでに「通常とは異なる地殻変動は観測されていない」としている。各自治体は、普段の生活を送りながら「備えの1週間」に取り組んでいる。