人々の安全を守る陸上自衛隊に海の犯罪を取り締まる海上保安庁、彼らはふだん何を食べているのか、パワーの源を拝見するウワサの職場めし。さいたま市にあるおよそ1500人の隊員がいる陸上自衛隊の大宮駐屯地で渡辺裕太さんがリポートするのは第32普通科連隊。埼玉県の防衛と地震や台風などで被災した人の救助活動などを行う部隊。食堂は一度に200人ほどが利用できる。1日の予算は933円で合計3000キロカロリー以上という。陸上自衛隊にはトラックでさまざまな場所に運べる炊事ができる野外炊具1号(改)がある。炒める、焼くなどの調理が同時にでき、一度におよそ200人分の料理が作れこれまで東日本大震災や熊本地震などの被災地で活用、温かい料理を提供してきた。炊事車で作った特別な昼ごはんは埼玉県のマスコットコバトンのコバ丼を紹介する。野戦釜では揚げ物を調理、ご飯は圧力をかけてつくる釜で調理し炊き上がりは匂いで判断している。調理開始から1時間半で味見と進捗具合をチェックした。3時間で100人分が完成、コバ丼はごはんにサニーレタスと甘辛タレがかかった鶏からあげがのったもので、春雨サラダとみそ汁もついた。