二品目は「極限状態で味わった タイ料理」。昔キックボクサーだった一ノ瀬はタイでもムエタイ選手として活動。タイには2年間住んでいたといい、ラジャダムナン・スタジアムでの計量を終え隣で食べた食堂の「カイヂアオ(タイ風卵焼き)」が絶品だったと話した。もともとはずっと柔道をやっていて15、6歳の時、K-1に憧れ高校の進路相談で将来はキックボクサーになりたいと言ったが部活の顧問は「いやお前は新日に入れるよ」と断言。上下関係が厳しかったためきっぱりと断ることができず、高校をやめ上京したという。東京で塗装業のバイトをしながらキックボクシングのジムを決めたがまもなく彼女ができモチベーションが低下。ジムから沖縄で修行することをすすめられ夢を叶えるために別れて沖縄へ移住した。沖縄では私語禁止でテレビもなく唯一窓からコンビニを眺めるのが娯楽だったという過酷な日々を送った。それでも大きい大会で負けてしまい、支部長からタイ行きを命じられたという。修行に励んだ一ノ瀬だったが対戦相手が優しいいい人だった試合を機に格闘家の夢に疑問を持つように。たまたま映画「クローズZEROII」のエキストラに参加した際、演じることの楽しさに目覚め俳優を志すようになったと話した。