プーチン大統領の就任式について。冒頭、ロシア憲法に手を乗せて宣誓した。就任演説では「歴史的な土地の住民のみなさんに心から感謝」「すべての人々に対して頭を垂れます」など述べた。今後については「ロシアを信頼できる誠実なパートナー、国民と良好な関係を強化。」「西側諸国との対話を拒否していません」などと発言している。駒木さんは、ウクライナという言葉が出てこなかったのは、真の敵が西側諸国と表しているという。さらに「対話を拒否しない」は、まやかしでロシアの言う事を聞く対話しか認めないということだと指摘した。プーチン政権の今後の3つの難題について、1つ目としてアメリカの大規模支援が再開する。4月のアメリカ議会では約610億ドル(約9.4兆円)のウクライナ支援法案を可決し、トランプ氏も反対しなかった。2つ目として経済制裁の抜け穴をふさぐ動き。ロシア統計局は23年の経済成長率は速報値で3.6%で、前年の−1.2%から回復したとしているが、制裁の抜け穴の中国などでアメリカの圧力を受けてロシアとの資金決済を停止する銀行が増加している。中長期の成長には疑問符という点がある。また、3つ目として側近が高齢化している。固めてきた側近の高齢化が目立ち、戦時中に外相が交代し国防相は更迭されリスクも伴うとのこと。ナワリヌイ氏の妻・ユリアさんは、SNSでプーチン政権を批判している。プーチン大統領就任式では西側で対応が分かれていて、EU27カ国中ギリシャ・ハンガリー・フランス・スロバキア・キプロス・マルタの6カ国が出席している。駒木さんは、「ロシアに漬け込まれる意味合いもあるかもしれないが、完全にプーチン大統領との対話をたってしまうと、対話できるのが中国・北朝鮮だけという状況が良いのかということもあるので、そこは難しい判断。」とフランス出席についてコメントした。