米国・ニューヨークで渋滞税の徴収が始まった。米国内初の導入となる。マンハッタン中心部に車で乗り入れる人は支払いが求められる。ニューヨークの都市交通局は渋滞税について、交通渋滞への緩和だけでなく、ニューヨークの重要な交通網の将来の投資としても重要だと説明している。しかし反発の声も上がっている。料金は車のタイプや時間帯によって異なる。渋滞税の導入により、市内の車の数が一日あたり8万台減り、交通網改善の財源として数十億ドルを徴収できる見通し。米国のワシントンやサンフランシスコで導入を検討したことがあり、欧州のロンドン、ミラノ、ストックホルムが同様の制度を導入している。トランプタワーが渋滞税の対象地域内にある米国のトランプ次期大統領は強い反対を表明している。