- 出演者
- 望月麻美 高橋彩 別府正一郎
オープニング映像。
望月麻美アナウンサーらが挨拶。
米国では二週間後、米国・トランプ氏が再び大統領の座につくが、それとともに、世界一の富豪で実業家のイーロン・マスク氏が新政権で中心的なポジションにつくと思われる。この新たな連携に欧州は懸念を抱いている。イーロン・マスク氏は欧州の政治に影響力を与え、とりわけ極右政党を支援するという明確な野望を抱いている。旧ツイッターのXはイーロン・マスク氏の政治的立場のエコーチェンバーになっていて、彼が投稿するたびに影響力が増している。その裏には経済的利益が隠れている。イーロン・マスク氏は英国で干渉を繰り返した。SNSのXで極右の活動家の釈放を呼びかけた。この活動家は移民に反対する暴動を煽ったとして起訴されている。マスク氏は英国のスターマー首相の辞任も要求している。また、2月に選挙を控えているドイツで、マスク氏は極右政党、ドイツのための選択肢を支援すると発表した。ドイツ・ショルツ首相はこれに対して反論している。
米国・ニューヨークで渋滞税の徴収が始まった。米国内初の導入となる。マンハッタン中心部に車で乗り入れる人は支払いが求められる。ニューヨークの都市交通局は渋滞税について、交通渋滞への緩和だけでなく、ニューヨークの重要な交通網の将来の投資としても重要だと説明している。しかし反発の声も上がっている。料金は車のタイプや時間帯によって異なる。渋滞税の導入により、市内の車の数が一日あたり8万台減り、交通網改善の財源として数十億ドルを徴収できる見通し。米国のワシントンやサンフランシスコで導入を検討したことがあり、欧州のロンドン、ミラノ、ストックホルムが同様の制度を導入している。トランプタワーが渋滞税の対象地域内にある米国のトランプ次期大統領は強い反対を表明している。
オーストリアでは総選挙後の次期政権に向けた連立交渉が決裂し、極右の自由党が組閣を要請をされる見込み。中道右派の国民党は連立交渉を受け入れるとみられる。大統領は自由党の党首と協議する意向。国民党内での緊急会議後、首相は辞表を提出するため大統領官邸に向かい、中道政治の安定を図ることだとした。大統領の意向を受け、ネハンマー氏から意思を受け継いだ国民党のシュトッカー氏は、国民党は自由党率いる政権のジュニアパートナーになる用意があるとした。大統領は今週連邦首相を任命したい意向。
米国のアトランタにあるカーターセンターに米国・カーター元大統領の遺体が安置されている。一週間前に100歳で亡くなった。大統領経験者の中で史上最高齢。第39代元大統領の国葬に向けた一連の行事が始まった。カーター氏は州上院議員、知事を務めた。ハビタットフォーヒューマニティーの活動、疫病の撲滅などの活動が評価され、2002年にノーベル平和賞を受賞した。イランの米国大使館占拠事件に言及。国葬後は夫人の隣に埋葬されることになっている。
「キャッチ!世界のトップニュース」の次回予告。明日の特集は「展望2025(2)ヨーロッパ/中東」
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