米国のベンチャー企業がコンコルド以来となる超音速旅客機の実現に向け開発を進めている。完成すれば現在の旅客機の約半分に短縮される。超音速飛行のデータを取るために作られた試験機「XB−1」。これまで3回の試験飛行に成功。米国のベンチャー企業ブームスーパーソニックが開発をめざしているのはマッハ1.7で飛ぶ超音速旅客機「オーバーチュア」。東京−シアトルが約4時間半で飛行可能になる。かつて運行していた超音速旅客機 コンコルドは2000年に滑走路に落ちていた部品が原因で乗客乗員など計113人が死亡する墜落事故を起こし、燃費が悪い上、維持コストも高く2001年の同時多発テロの影響などで利用客が減少し2003年に引退。